疲れにくい体、あるいは、病気になりにくい体をつくるには、食べ物の効用に関する知識を持つことが重要です。
極力避けたい食品と積極的にとりたい食品を見極めることで、長期的に見ると大きな差につながります。
体を老けさせるものとしてよく取り上げられるのは、
・ソーセージやハムなどの加工肉
・加工食品
・白砂糖を使った食品
・菓子類
・清涼飲料水
・ファストフード
・白米
・小麦
などの食品です。
こうした食品を摂りすぎると、体内で糖化という現象が起きやすくなり、AGE(終末糖化産物)と呼ばれる老化を促進する物質が生成されます。
AGEは分解されにくいために体内に蓄積して老化を進める原因となってしまうのです。
一方で、
・海藻類
・キノコ類
・納豆などの発酵食品
・ブロッコリーなどのアブラナ科野菜
などは、抗酸化や抗糖化の作用があり、積極的に食べることをおすすめします。
糖化にはさまざまな原因があり、食生活のみならず生活習慣全般の見直しが大切です。
それでも、こうした知識を持つことで、少しでも体を老けさせないようにする助けになります。
極力避けたい食品と積極的にとりたい食品の知識を持つことで、日々の食事における小さな選択が変わります。
その毎日の食事が積もり積もって、長期的には健康的な体をつくるのにつながるのです。
食事制限で問題なのは、極端に厳しくすると長続きしないということです。
ダイエットのリバウンドのように、反動が起きる恐れもあります。
例えば、甘いものを厳しく制限していると、ある時点で我慢ができなくなってお菓子のドカ食いをする、といったことになりかねません。
完璧な食事のコントロールは難しいことを実感している方も多いと思います。
また、白米や小麦を食事から完全に排除するのは現実的ではありません。
せめて、玄米や全粒粉、米粉由来のパンを選ぶ頻度を増やしたり、加工食品よりも生鮮食品を優先する、ビールをガブ飲みする代わりに本物の果汁を入れたアルコール度数の低いレモンサワーにする、といった緩やかな置き換えを心がけてみましょう。
完璧を目指すのではなく、8割は理想的な食事を心がけ、残りの2割は楽しみのためにちょっと不健康でも許容するのも人間らしくよいと思います。
2割だけでも好きなものを食べることで、満足度はかなり高くなると思いますし、それにより、ストレスなく健康的な食生活を続けられるのではないでしょうか。
私たちが生きていくうえで欠かせない「必須ミネラル」は16種類あります。
中でも亜鉛は現代人が不足しがちなミネラルといってよいでしょう。
亜鉛は、体内には約2g存在する微量ミネラルで、細胞分裂が活発な組織に豊富に存在しています。
その役割は、酵素の活性化、たんぱく質の合成、ホルモンの分泌、免疫機構の調整など、日常生活の質を高める200種類以上の酵素反応に関わっています。
しかし、現代人は食生活の変化や生活習慣の乱れにより、亜鉛が不足している人が多いのが実情です。
特に食品添加物によって亜鉛の吸収が阻害されることもあり、加工食品を中心とした食生活を送っている人は亜鉛が不足しがちです。
亜鉛が不足すると、日常生活にさまざまな不調を引き起こします。
味覚が鈍くなったり、風邪を引きやすくなったり、皮膚や髪の毛の状態が悪くなったりするのは、亜鉛不足のサインである可能性があります。
亜鉛を多く含む食品として代表的なものは以下です。
・カキ
・レバー
・アーモンドなどのナッツ類
・納豆や豆腐などの大豆製品
・卵
特にカキは「亜鉛の王様」とも呼ばれており、亜鉛の摂取には抜群の効果があります。
忙しい日々の中で食事だけでは十分な量を確保できないのであれば、亜鉛のサプリメントで補うとよいでしょう。
サプリは目安量を守ることが大切です。
食品で亜鉛をとりすぎる心配はまずありませんが、サプリや亜鉛強化食品を大量にとると過剰摂取になって、吐き気、下痢、頭痛、免疫機能低下などの症状を引き起こす恐れがあるので注意が必要です。
まとめ
そのような時代だからこそ、毎日の食事の内容をどのようにコントロールするのかは自分自身にかかっているのです。
楽だからと、加工食品や外食、コンビニのお弁当、ファストフードばかり食べていると、体はどんどん老化していきます。
体は自分の食べたものでしか作られませんから、今、何が必要なのかをよく考えて食事を摂るようにするだけでも健康的な生活に近づけるかもしれません。