人間の耳には如何にも何か言葉を話しているように聞こえますが、実際のところ猫はしゃべるのでしょうか?
昔から10歳を過ぎた猫は人語を話すようになる、という怪奇なお話も存在しているので、おそらく昔から『猫が人の言葉をしゃべっている』と感じる人はおおかったのかもしれません。
本当に人の言葉を理解して、人の言葉をしゃべっている猫がいるのかどうかは、猫に聞いてみることができないので誰も知ることはできません。
ただ、猫の鳴き声が『しゃべっているように聞こえる』 ことはよくあることです。
今回は、どうして猫がしゃべっているように聞こえるのか、その理由についてご紹介したいと思います。
猫が窓の外を見て、小鳥などに向けていつもとは違う鳴き声で鳴き、呼んでいるのを見たことはありませんか?
小刻みに口を動かし、カカカという音を出したり、ニャニャニャや、クックックッなど、細かなリズム音を出す鳴き声のことを『クラッキング』と言います。
クラッキングは猫が欲しいものに手が届かない時や、興味があるけど近づけない、もどかしい気持ちになった時に出す鳴き声だと言われています。
我が家の猫はあまりクラッキングをしない方だと思いますが、時々窓の外のサッシ枠にハトなどが止まっていたりすると、話しかけるように、クラッキングをする時があります。
猫の短いクラッキング自体は、人の言葉を話しているようには聞こえませんが、クラッキングが長く、色んな発音があると稀に人の言葉を猫がしゃべっているように、人間が感じることもあるようです。
猫が外を見ながらしゃべっている時は、『本当にしゃべっている』わけではなくクラッキングの可能性が高いでしょう。
2.喧嘩している声
猫同士が喧嘩している声は、猫が普段鳴いている鳴き声とはかなり異なります。
特に春先や秋口の発情期の最中には、家の外から『マーオ、ワォーン!』といったような何かを威嚇している声が聞こえてきませんか。
私は子供の頃にこの声を聞いた時、猫の声だとは思わず、人間の赤ちゃん泣いている声だと思っていました。
猫の喧嘩している声は『猫の声だ』と知らない人からすると、外で何者かが話しているように聞こえるかもしれませんね。
3.体調不良
猫は体調不良の時に、普段とは全く違う声を出すことがあります。
猫が体調不良の場合には、あまり鳴かずじっとしているか、喉をならしていることが多いですが、稀に痛みで鳴くこともあるようです。
痛みで鳴く際には全く違う鳴き声で鳴くため、状況も相まって猫が何かをしゃべっていると感じる人もいるのかもしれません。
実は猫が鳴き声でコミュニケーションを図ろうとするのは、人間に対してだけだと言われています。 野生の猫や猫同士では『鳴く』という行為でコミュニケーションを図ることはありません。 猫が鳴くのは、親やごはんを探すときくらい、と言われるくらい猫はあまり鳴く動物ではないのだそうです。 猫がよく鳴くようになるのは『人間と暮らしている場合』限定なんだとか。 人と暮らしている猫は、人に対して何かの用事があるときに鳴きます。 『トイレが汚い』『おなかがすいた』『遊んでほしい』『撫でてほしい』など、猫の要求を人に伝える手段として鳴き声をあげるようです。 つまりしゃべっているようには聞こえなくても、猫が鳴く時には常に何かを訴えてしゃべっているということ。 うまく人の言葉に近い鳴き声が出せるかどうかは別として、もしかすると猫はいつも『人の言葉をしゃべろう』とは、しているのかもしれませんね。
まとめ
起きている時も、人間の言葉のように聞こえるしゃべり方をしますが、寝言も同じように何か言葉を話しているように聞こえるときがあります。
本当に人間の言葉をマスターしようとしているのであれば、ちょっと驚きです。