中には、「どうしてこの質問をするの?」か不思議に思ったり、もし内心仕上がりが微妙だなと思っていたら、正直に伝えていいのかどうかも悩むところです。
美容師さんがカット後に、仕上がりについて「どうですか?」と聞くのはなぜなのか、正直に“不満”を伝えてもいいのか…。
今回は美容室でのあるあるについて深掘りしていきます。

カット後に、美容師が「(仕上がりは)どうですか?」と聞くのはなぜなのでしょうか。
その理由は、お客さまに『これでいいですか』と承諾を得るというよりも、確認していただくという意味合いが大きいのだそうです。
例えば、毎日髪を結んだりヘアアレンジをしたりして過ごす方の場合は、結ぶ高さの位置やボリュームなどの好みは、それぞれのお客さまに委ねられていることが多ですよね。
そのためには、お客様ごとに細かな好みや調整を考慮し、長さや量を改めて確認することが必要になってきます。
その意味合いでも、カット後に仕上がりの確認のお伺いをしているのです。

もしも伝えていたイメージと明らかに異なる場合は、遠慮せずに「ここをもう少しすいてほしい」など具体的にどうしてほしいのかを伝えましょう。
たいていの美容師さんは対応してくれるはずです。
前後の予約時間などにもよりますが、すぐに修正できる場合はその場で対応してくれることがほとんどです。
カット後のやり直し(手直し)については、それぞれのお店の規定にもよって違いはありますが、ほとんどの場合、施術後1週間以内であればカラーの染め直しやカットなどの再施術に対応してくれるのではないでしょうか。
家に帰って、何度かヘアアレンジなどをして改めて気付くこともあるかもしれませんし、気になることや修正してほしいことがあれば遠慮なく伝えましょう。

まとめ
施術後に「もう少しこうしてほしい」と伝えるのは、お客の立場としては言いにくいところですが、実は、お直しを受け付けている美容院も多いのだそうです。
もしも希望していたヘアスタイルと違う仕上がりになっていた場合は、モヤモヤするよりも、希望を正直に伝えてみましょう。